手羽元とむね肉の境界線にあり、鶏1羽から約40～60ｇしかとれない希少部位。 手羽やもも肉より脂は少なくあっさりしていますが、むね肉よりもパサつきがなくてジューシーな味わいが特徴。 もも肉とむね肉の良いとこ取りをしているので、鶏料理全般に適しています。

翼のうち、付け根に近い部位。手羽の中では胸に近い部位なので肉付きがよく食べ応えがあります。 よく動かす部分のため脂身が少なく淡泊な肉質です。 煮込み料理や焼き料理のほか、から揚げやフライドチキンなど様々な料理に用いられるが、 煮込み過ぎると肉がボロボロになるので注意が必要。

脂肪が少なく低カロリーで淡泊な味わい。 旨味成分のイノシン酸がモモ肉より多く含まれているほか、 抗酸化作用を持つアンセリンやカルノシンも多く含まれる。あっさりしているので、 油と組み合わせた調理法、またはその淡泊な味わいを生かした蒸し物にも適している。 火を通し過ぎるとパサつくので、火加減や加熱時間に注意が必要だが、 塩麴などで下味をつけるなどひと手間加えるとぐっと美味しさが増す。

手羽先の関節から先を除去した部位。適度に脂が乗った柔らかい肉質が特徴で、 骨に付いたお肉にはジューシーな旨味があります。 縦に半分に割ったものをチキンリブやスペアリブと呼ばれることもあり、 グリルや炒め物、煮物にも適しています。

翼の部分を手羽と呼び、その名の通り翼の先の部分。関節があり、くの字のようなフォルムが特徴。 骨付きなので肉の分量としては少なめだがコ、ラーゲンと脂質が豊富で旨味があります。 じっくり煮込むと良質な出汁が取れるほか、焼き物や揚げ物、煮物にもおすすめです。